ディーゼル車に関する規制を設けている自治体は多く、使い勝手の面でマイナスになっている部分があります。
そのため、ディーゼル車自体が高く売れないのではと考える人が多くなっています。
しかし、実際はディーゼル車が高く売れるケースは珍しくなく、車買取査定に出してからその価値を知る人も居ます。
ただし、業者によるばらつきが大きく、どこに査定に出すかが重要になるのです。
ディーゼル車は国内では不人気
ディーゼル車は国内での人気がなくなりつつあり、持込を行う車の業者によってはほとんど値段がつかない場合があります。
これは排ガス規制などでディーゼル車の扱いを制限している自治体があり、実用上の問題となることがあるためです。
ディーゼル車は燃料が安いものの、排気ガスが出る量も多く、環境問題で規制が進んだ車の一つでもあるのです。
排ガス規制に適合させたクリーンディーゼルなども誕生していますが、普及しているとはいえない状況なのです。
海外ではディーゼル車が人気
日本では人気がないディーゼル車ですが、海外では人気が高くなっています。
これは排ガス規制を行っていない途上国で強い需要があるからで、日本車がブランドとして通用するためです。
そのため、海外への販路を持つ業者の場合は高額査定につながることがあるのです。
海外への販路があるかどうかが重要
ディーゼル車は海外で高く売れますが、買取業者が海外への販路をもっているかが重要になります。
販路をもっていない場合は他の業者に転売せねばならず、実質的な買取査定額を下げざるを得ないのです。
値段がつけられない業者は、在庫リスクを警戒している可能性があります。
多くの選択肢から選ぶのが基本に
ディーゼル車の車買取査定を依頼する場合は、複数の業者から見積もりを取るのが基本になります。
これは業者によって買取能力に大きな差がでるためです。
事前におおよその見積額を聞いてしまうのも方法で、安く買い叩かれていると思ったら避けるという方法もあります。
ディーラー下取りは危険
ディーゼル車の下取りは危険で、価格が大幅に下がる可能性が高くなります。
車のディーラーでディーゼル車をそのまま扱えるケースは少なく、買取査定と比べると見劣りしやすくなるのです。
買取査定の方が高額になりやすい
車の売却を目指す場合は、専門店に買取査定を依頼した方が価格が高くなるケースが多くなります。
これはオークションや海外への輸出など広い販路をもっている企業が多く、高額で買い取っても割に合うことが多いからです。
特に車の正規ディーラーの場合は価格競争の原理が働きにくく、人件費などの面でも買取コストが高くなります。
ディーゼル車の場合は差がより顕著になってしまうことが多いのです。
海外の常識を知っておくのもポイントに
ディーゼル車の買取査定額が低い場合は鵜呑みにするのが危険になります。
とくに走りこんだ車は下取りで価格が下がる原因が増えますが、海外の感覚は日本とは違い、輸出すればまだまだ現役ということも珍しくないからです。
途上国では車を数十年単位で乗ることが珍しくなく、走行距離も数十万キロ、100万キロを超える車が現役で走っています。
日本の常識では廃車寸前でも海外では感覚が違い、まだまだ高く売れるというケースが残っているのです。
ディーゼル車専門の車買取店も
ディーゼル車の車買取査定を検討する場合は、ディーゼル車専門の買取店に問い合わせてみるのも方法です。
ディーゼル車専門の買取店の場合は海外への販路を確保しているケースが多く、それだけ買取額が高くなりやすくなります。
ディーゼル車の扱い件数が多いため査定などのスピード化も期待できます。
目安を利くには最適で、手間を省くことにも役立ってくれるのです。
注したいのは、それでも買取査定画最高値になるとは限らない点です。
これは比較対象がなければ価格が適正か判断することが難しく、売り手がある程度の高値で納得していしまう可能性が高くなるからです。
他の業者との比較は重要で、他店の水準と比べることや、値上げの交渉をすることが大事な場合があるのです。
まとめ
ディーゼル車の車買取査定は、業者後との差が激しくなります。
しかし、日本ではほとんど価値がつかないディーゼル車も、東南アジアを中心とした途上国では高く売ることができます。
日本車自体の評価が高く、耐久性に関する考え方が根本的に異なっているためです。
ディーゼル車買取の専門店に問い合わせてみるのも方法ですが、合わせて一括買取査定などで比較するのがおすすめで、少しでも高く売るためのポイントになっているのです。