年式が古くても高額査定が期待できる趣向性の高いクルマ

通常、中古車相場は年式とともに下がっていきます。でも、そんな常識が当てはまらないのが、軽自動車で趣向性の高い車です。では、相場が落ちない軽のスポーツカーと4WDの代表車種について、その魅力と相場の動向を詳しくご説明していきます。

軽のビンテージスポーツカーは相場が落ちない

かつては、軽自動車のスポーツカーとして、ホンダビートとスズキカプチーノは壮絶な覇権争いを繰り広げました。生産終了から長い年月がたった今でも人気は衰えるどころか上がり続けています。

  1. ホンダビート
    • ビートは、本田技研工業が1991年から1998年まで販売していた軽2シーターオープンカーです。量産車としては、世界で初めてミッドシップレイアウトでフルオープンモノコックボディを採用しています。搭載されるE07Aエンジンは、MTREC(Multi Throttle Responsive Engine Control) という吸気システムを用いて、なんとNAながら自主規制いっぱいの64馬力を発生しています。レッドゾーンは8,500回転と超高回転型のホンダらしいユニットになります。
      いまだにビートを超える660cc規格のNAエンジンは世に登場しておらず、状態のいい個体や、フルレストアされた個体であれば、驚くような高値で売られています。
  2. スズキカプチーノ
    • カプチーノは、スズキが1991年から1998年まで販売していた軽2シーターオープンカーです。レイアウトはFRを採用し、ロングノーズショートデッキの伝統的スタイルを踏襲しています。軽自動車初の4輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションを採用するなど、機構は豪華でしたが、FRレイアウトのために室内空間は狭く、大柄な男性だと窮屈な運転姿勢を強いられることになります。エンジンはいずれもターボが搭載されたもので、年式によって、F6A型かK6A型が搭載されます。ターボエンジンであるため、ブーストアップなどの手法でパワーアップが比較的容易であり、普通車に匹敵するポテンシャルがあります。
      売却の際は、書類を確認して年式を正確に伝えることも重要であり、年式が古いからとあきらめずに粘り強く交渉することがポイントになります。
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軽の新世代スポーツカー

 
ホンダビートとスズキカプチーノが旧世代とすれば、ダイハツコペンは新世代スポーツカーの代表格です。主にセカンドカーとしての需要で高値相場を維持し続けています。

  1. ダイハツコペン
    • コペンは、ダイハツ工業が販売している軽2シーターオープンカーで、初代が2002年、2代目が2014年に発売されました。レイアウトはダイハツらしいコンベンショナルなFFレイアウトであり、電動油圧ポンプの開閉式ルーフのアクティブトップを備えるなど、快適装備が充実しているモデルです。エンジンはJB-DET型のターボエンジンであり、アフターパーツも豊富であることから、中古車相場も高値で推移しています。

軽の本格派四駆は底値にはならない

 
ジムニーは、スズキが1970年から発売している軽自動車のオフロード四輪駆動車です。

  1. スズキジムニー
    • 現行型は1998年から、先代は1981年から販売されています。軽自動車としては軽トラを除いて、極めて珍しいラダーフレーム構造を採用しており、前後リジッドアクスルサスペンションと組み合わされることで、本格的なオフロード走行が可能になっています。先代モデルであれば、状態のよい個体が減っているため、走行距離が少なくて機関良好であれば、思いがけず高値で売却することができます。売る時は書類で年式を確認するのが重要になってきます。

軽の乗用車チックなSUVも相場は高め

 
パジェロミニは、三菱自動車工業が1994年に発売したパジェロの末弟の軽自動車であり、1998年に2代目へモデルチェンジしています。

  1. 三菱パジェロミニ
    • スズキジムニーと比べられることが多く、どうしてもオンロード走行に重きを置いたコンセプトであったため、一部のコアなファンからは批判の対象となりました。しかし、ビルドインフレームのモノコック構造を採用し、直列4気筒エンジンが搭載されるなど、日常の使用においては、十分満足できる性能を誇っていました。すでに生産終了となっていますが、年式が新しく、状態のいい個体であれば、新車に近い価格で売ることができるのです。

年式が古くても高額査定が期待できるクルマのまとめ

このように、コペンも含めて、軽スポーツカーは通勤専用車としても人気があり、セカンドカーとして維持費の安いこのカテゴリーは高値買取が期待できるのです。また、山間部に住んでいるユーザーや最近ブームとなっている狩猟用の車として、またアウトドア好きのファーストカーとして軽の四駆ほど適した車はありません。よって、どれだけ走行距離が増えても、年式が古くなったとしても、走行可能な状態であれば底値にはならないのが軽の四駆の特徴です。

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